男の子に生まれたかった。愛してやまない【金城一紀】の小説たち。1日目「GO」
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どうもどうも、きゃめ子です。
お天気悪いですねぇ。。梅雨ってやつですね。。
こんな日はやっぱり本を読むに限ります!
きゃめ子はいろんな世界にワープできる小説を愛してやみません。
要は現実逃避です。笑
今日紹介するのは金城一紀さんの小説です。
その殆どが、きゃめ子の中にある男子への憧れをグイグイ揺り動かすんです。
GO/2000年
あらすじ
在日韓国人の主人公は差別や偏見が当たり前の世界で生きていた。
高校は日本の学校に進学、そこで出会った1人の女の子と徐々に惹かれあっていく。
次第に親密になる2人だが、彼はまだ自分が在日韓国人であることを言い出せずにいた。
ん?ラブストーリーなのか?と思わせておいて、
若者でもわかりやすいようにユーモアを含めながら、日本と韓国の問題を混ぜ込んであるんです。
心に刺さるコトバたち
GOはきゃめ子の価値観を180度ぐるりと変えてくれた作品です。
腫れ物に触らないように見て見ぬふりをしていた部分を、「そんなむずかしいことじゃないんだよ」って見せてくれた。
特にコトバが素晴らしくって、
「いつか、俺が国境線を消してやるよ。」
「名前ってなに?バラと呼んでいる花を別の名前にしてみても美しい香りはそのまま(シェイクスピア)」
「俺は朝鮮人でも、日本人でもない、ただの根無し草だ」
と、一言一言が心にまっすぐブチ刺さる。
金城一紀さんの影響力のあるコトバが大好きです。
はっきりと変わった価値観
これを読んで。
自分が今まで気になっていたものって何だったんだろう。
こんなかっこいい男の子がいたら、もう何人だって構わないや。
てゆうか国籍なんか関係なくなっちゃうような、イカした男の子になりたい!きゃめ子!って。笑
そこまで、まるっきり考えが変わったんです。
実際に自分の子供が生まれたら、この主人公のようなフラットで柔らかい人に育って欲しいって心から思います。
ちなみに窪塚洋介主演で映画にもなったけど、そっちもいいっすよ〜♡
小説読んでから映画見るとがっくりすることが多いけど、断言する!これはならない!
自信を持っておすすめします。
まとめ
とにかく話しだしたらキリがないほどこの本への思い入れは強く、こういう人間でありたいと自分の基盤を作ってくれた作品。
本当は何作品か紹介をするつもりだったんですが、もう無性にGOがを読み返したくなってきてしまったので、今日はこれにてドロン!
金城さんシリーズとしてまたご紹介したいと思います。笑
あぁあ〜〜、GOが好きな人とお酒を飲みながら一晩中語り明かしたいぃ〜〜
一晩と言わず何晩でも〜〜
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